高等教育研究センター 学修支援部門 創新教育推進班(イノベーションプラザ)では、今までにない新しいアイデアを生み出し、社会の様々な課題を解決できる真のイノベーション人材を育成することを目的としています。
「イノベーションデザイン担当」は、イノベーションの基盤である「課題の探索と解決のための新規アイデア創出」を支援します。
「イノベーション創成担当」は、学生の自主・共創の精神を養成し、学部学科の分野を横断する自主的なプロジェクト活動を支援します。
「社会実装担当」は、学生生活から生まれたアイデアの実社会への実装に向けた取組みを支援します。
これらの担当を通して、アイデア創出から自主的プロジェクト活動による実践活動、そして、社会実装までの一貫したイノベーション教育を目指しています。
挨拶
高等教育研究センター 学修支援部門 創新教育推進班 班長 寺田 賢治
1990 年代以降、世界の経済環境が急速に変化したことにより、わが国の産業競争力が急速に低下し、大学にはその変化に対応できる人材の育成が求められています。技術と製品化で先行したわが国がグローバルな舞台で巻き返すには、イノベーションを創出できる人材の育成が早急に必要であると考えます。そのためには、教科書には書かれていない課題を解決できるように、学生に自主性、自発的 探求力、問題発見能力、問題解決能力および表現力を身に付けさせ、デザイン思考によりイノベーションを創出できるようにする教育が不可欠となります。そこで徳島大学では、イノベーションを創出できる人材育成を目的として、イノベーション教育に関連する学内資源を集約した「イノベーションプラザ」を設置しました。
「イノベーションプラザ」のはじまりは、平成16年4月までさかのぼります。工学部 (当時)が平成11年度から推進してきた新工学教育検討委員会の活動成果に基づき企画した「『進取の気風』を育む創造性教育の推進」が平成15年度の文部科学省の特色ある大学教育支援プログラム(通称特色GP)に採択され、全学組織の「徳島大学創成学習開発センター」として開設されました。発足当時のセンターの目的は、創造性教育手法および学習達成度評価法の開発とそれらの成果発信であり、特に学部学生のための学習法を開発目標の重点として捉えていました。 平成18年度に特色GPの支援が終了したことに伴い、平成19年度から工学部(当時)の所轄となり、「工学部創成学習開発センター」となりました。それ以後、10年間、自主的なものづくり教育を基礎に創造性育成教育の支援を主な目的として活動してきました。平成29年度に再び所轄が工学部から全学へと移り、名称も「創新教育センター」となりましたが、さらに平成31年4月1日、所轄が全学に新設された高等教育研究センター学修支援部門創新教育推進班に移り、名称も「イノベーションプラザ」となりました。
新しい「イノベーションプラザ」の目的は、ものづくり教育を基礎としながらも、解決困難な課題に対して新規アイデアを創出し、それを社会へ実装することで課題解決を行うことができる真のイノベーション人材の輩出を図ることです。それを達成するために、学生の創造性とアントレプレナーシップを育成するイノベーション教育手法と学習達成度評価法の開発を行うとともに、その成果を学内外に情報発信し、イノベーション教育の推進を支援していきます。具体的には「イノベーションデザイン担当」「イノベーション創成担当」「社会実装担当」の3つの担当を設けることで、デザイン思考によるアイデア創出から自主的プロジェクト活動を通して社会実装までの一貫した実践的イノベーション教育を目指します。このためには皆様方のご協力なしでは達成できません。今後共によろしくお願いします。
スタッフ紹介
運営委員 運営スタッフ イノベーション教育支援教員 テクニカルアドバイザー教員
運営委員(令和6年度)
寺田 賢治 | 副理事 |
北岡 和義 | 教養教育院 准教授 |
日下 一也 | 理工学部 講師 |
武間 亮香 | 研究支援・産官学連携センター 准教授 |
山中 建二 | 高等教育研究センター 助教 |
玉有 朋子 | 高等教育研究センター 特任講師 |
石原 佑 | 高等教育研究センター 特任助教 |
森口 茉梨亜 | 高等教育研究センター 特任助教 |
河原崎 貴光 | 総合科学部 准教授 |
冨永 辰也 | 医学部 教授 |
濵田 賢一 | 歯学部 教授 |
安藤 英紀 | 薬学部 准教授 |
金井 純子 | 理工学部 講師 |
山村 正臣 | 生物資源産業学部 准教授 |
岩森 清澄 | 教育支援課 課長 |
運営スタッフ(令和6年度)
森口 茉梨亜 | 高等教育研究センター 特任助教 |
亀井 克一郎 | 高等教育研究センター ものづくりコーディネーター |
清水 真理香 | 高等教育研究センター アントレプレナーシップ教育コーディネーター |
蔵本 朋子 | 高等教育研究センター 技術補佐員 |
イノベーション教育支援教員(令和6年度)
河原崎 貴光 | 総合科学部 准教授 |
冨永 辰也 | 医学部 教授 |
濵田 賢一 | 歯学部 教授 |
安藤 英紀 | 薬学部 准教授 |
小野 公輔 | 理工学部(数理科学) 教授 |
井澤 健一 | 理工学部(自然科学) 教授 |
兵頭 知 | 理工学部(社会基盤) 准教授 |
浮田 浩行 | 理工学部(機械科学) 講師 |
倉科 昌 | 理工学部(応用化学) 助教 |
上手 洋子 | 理工学部(電気電子) 准教授 |
池田 建司 | 理工学部(知能情報) 准教授 |
原口 雅宣 | 理工学部(光システム) 教授 |
原口 雅宣 | 理工学部(医光/医工融合プログラム) 教授 |
山村 正臣 | 生物資源産業学部 准教授 |
テクニカルアドバイザー教員(令和6年度)
阿波電鉄 | 山中 建二 | 高等教育研究センター 助教 |
エコラン | 日下 一也 | 理工学部(機械科学) 講師 |
ゲームクリエイト | 光原 弘幸 | 理工学部(知能情報) 教授 |
鳥人間 | 石川 真志 | 理工学部(機械科学) 講師 |
ロケット | 長谷崎 和洋 | 理工学部(機械科学) 教授 |
ロボコン | 三輪 昌史 | 理工学部(機械科学) 准教授 |