平成29年度 脳情報ロボティクス研究プロジェクト

私達のプロジェクトでは、自閉症児に対し朗読やミニゲームといった療育効果を持ったロボットを製作し、それがどの程度の効果を持っているか検証するため脳波等で集中度を測定・解析していきます。ロボットの製作とプログラムといった工学的な側面と脳波解析や集中度の測定といった医学的な側面の両方を学んでいくことができます。

活動内容

学生代表 市川みずほ・2年・医学部保健学科看護学専攻
コメント 今年度から新規に立ち上げたプロジェクトです。イノベ内で唯一医学部の学生が所属しており、医療だけでは解決できない課題を工学の力を使って解決・改善していくことを目的としています。このプロジェクトを始めようと思ったきっかけは、工学の力を使うことでより人に優しく、個別性のある医療を提供できるのではないか、と考えたからです。患者さんやその家族のQOL向上に貢献できれば望外の喜びです。
また、最先端の人工知能と言われる領域のdeep learningやニューラルネットワークなども意欲的に勉強していくので、この分野に興味のある方はぜひ一緒に活動していきましょう!まったく未経験の方や広報・会計だけやってみたい、工学部だが医療に興味があるという方も大歓迎です!
部員数 3名
活動 我々の活動の主軸は脳波解析とロボット製作です。そのため、日々プログラミング言語の習得やdeep learning、機械学習などの勉強会を行っています。その他にも、医学的な側面から脳波や自閉症について知識を深めています。また、実際に現場の声を聴くためにアンケート作成をし、これらをもとにロボットの構想について検討を行います。
今年度の目標 自閉症児やその家族、臨床心理士の方などと交流・意見交換の場を持ち、実際にどのようなロボットを製作していくか検討します。また、deep learningや脳波解析について勉強会を開くなどし必要な知識を習得していきます。
活動実績
ホームページ・SNS

 

年間スケジュール

4月  必要書類の作成
5月 必要書類の作成、審査会準備
6月 ・脳波計測勉強会
・先行研究・デバイスの調査や勉強
7月 ・脳波計測勉強会
・先行研究・デバイスの調査や勉強
8月 ・自閉症児や家族との交流
・プログラミング勉強会
・deep learning、ニューラルネットワーク勉強会
・脳波解析
9月 ・自閉症児や家族との交流
・プログラミング勉強会
・deep learning、ニューラルネットワーク勉強会
・脳波解析
10月  ・自閉症児や家族との交流
・プログラミング勉強会
・deep learning、ニューラルネットワーク勉強会
・脳波解析
11月 ・deep learningを用いた脳波解析研究
・ロボットのプログラム作成
12月 ・deep learningを用いた脳波解析研究
・ロボットのプログラム作成
1月 ・deep learningを用いた脳波解析研究
・ロボットのプログラム作成
2月 ・deep learningを用いた脳波解析研究
・ロボットのプログラム作成
3月 ・deep learningを用いた脳波解析研究
・ロボットのプログラム作成