2019年度 微生物燃料電池プロジェクト

私たちは微生物を触媒に用いたバイオ燃料電池を製作しています。中でも私たちは藍染の廃液を用いたバイオ燃料電池の製作を通して、藍染工房にエネルギーを還元することを目指しています。

活動内容

学生代表 寺内 健・3年・応用化学システムコース
コメント 本プロジェクトでは生ゴミ等の廃棄物を燃料(資源)とする環境に優しいバイオ燃料電池の製作を目的にしています。バイオ燃料電池は、一般的な水素を使用する燃料電池とは違い、グルコースを初めとする生体化学反応に使用される代謝物質を燃料として発電します。微生物や酵素といった人をはじめ多くの生体系の生体内で糖類などを二酸化炭素まで酸化すると共に、空気中の酸素を水に還元することによってエネルギーを得ています。そのため、環境にかける負荷が少なく環境問題解決への貢献が期待されます。中でも私たちは廃棄される藍染の染色液を用いたバイオ燃料電池の製作をすることを通して、藍染工房にエネルギーを還元することを目的として活動してます。私たちの活動は困難にぶつかることも多いですが、メンバー全員で協力し、目標達成のため尽力します!
メンバー数 16名
主な活動 藍染の染色液の電気によって還元するかどうかを調べます。還元できるのならば染色液をより長期間保持することが期待できると考えています。また微生物・インディゴのみの還元実験にも同様の効果があるか確認します。養分・微生物を入れたMFC作製を行います。これによって電池の改善行い、一定以上の電力を発電できると考えています。
今年度の目標 染色液の中にあるインディゴが電気によって還元するかどうか調査する。
活動実績

 

年間スケジュール

4月 1年間の実験計画
5月 1年間の実験計画
6月 1年生への教育
7月 1年生への教育
8月 染色液の還元実験
9月 染色液の還元実験
10月 微生物・インディゴのみの還元実験
11月 微生物・インディゴのみの還元実験
12月 養分・微生物を入れたMFC作製
1月 養分・微生物を入れたMFC作製
2月 養分・微生物を入れたMFC作製
3月 総括・来年度に向けた準備

これまでの活動